婚約指輪と結婚指輪の違い

婚約指輪は、結婚の約束(婚約)を誓いました、という約束の証としてプロポーズや結納の席で相手へ贈る指輪を言います。ダイヤモンドをあしらった指輪が一般的。ギリシア語の「何者にも屈しない」を表す「adamazein」がadamant「硬い石」→diamondと変わり、永遠の誓いを込めダイヤモンドが婚約指輪に使われはじめました。ヨーロッパでは13世ごろには庶民の間で現在のように指輪を交換する習慣が定着し、ダイヤモンドの研磨技術が確立された15世紀には王族・貴族たちがダイヤモンドを指輪に使い始めます。日本では明治に入りようやく結納の品にダイヤがモンドが登場。輸入制限が取り払われた高度成長期を境にダイヤモンドが出回り、1970年代のテレビCMがダイヤモンドの指輪=婚約指輪という認識を広めました。

結婚指輪は結婚式で花婿と取り交わす指輪を指します。結婚生活を送る日常で指に嵌める、誓いの印。普段指にはめるためデザインは婚約指輪に比べてシンプルです。プラチナや金など耐久性に優れた金属が選ばれます。婚約指輪は装飾に凝り、結婚指輪が日常使いにと指輪の意味により受け渡す時期や指輪の種類・使われる金属など混同されがちなようですが、その意義はまったく違うのです。ちなみに既婚者が冠婚葬祭、主に結構式に列席する際、結婚指輪の上に婚約指輪を重ねることはご存知でしょうか。世間ではマナーとされています。結婚式を挙げたのちも婚約指輪の出番はありますので、二つの色形や揃えたときの見栄えなど購入には贈られた婚約指輪との相性も考えておくべきでしょうか。